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葉一氏 × 高濱 正伸

「登録155万人!教育系YouTuber葉一氏に聞く 勉強グセのつけ方」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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12月9日(木)「登録155万人!教育系YouTuber葉一氏に聞く 勉強グセのつけ方」と題し、教育系YouTuber葉一氏 × 高濱正伸の対談をZoom配信しました。
 小学3年生から高校生に向けて教育系の動画を配信し、多くの親子から支持される葉一氏。今回の講演では、参加者からのよくあるお悩みに対して、高濱と共に議論を深めました。
 まず、葉一氏は子育ての現状について「親がインターネットから成功事例をたくさん仕入れて我が子と比較したり、 “To do”を与えすぎなのでは?」と思うことも。子どもにとって適正な量なのか親が吟味する必要があると危機感を語り、「一日30分でもいいから『あれっ、何してたっけ?』と思い出せないぐらい、ただまったりした親子の時間を作るだけでも変わる」と提案しました。
 また、「勉強グセはどうしたらつくのか」という質問に対し、葉一氏は「小学生になっていきなり勉強させるのではなく、就学前から知的好奇心を育んであげるのがベスト。学ぶことについて親が楽しそうに話してあげて」と伝え、高濱も賛同した上で「漢字や計算など、朝、5分でいいからハミガキのように習慣化させることが大事」と述べました。
 さらに、「難しい問題になるとすぐ諦めてしまう」というお悩みに葉一氏は「そもそも、問題によってはすぐ諦めていい場合もある。まずは覚えて、『できる』という経験をたくさん積まないと、本番でも粘れない」と回答。高濱は「期末テスト対策など期限があるものや、中学の基礎的な知識など、記憶してさばくことが必要な分野もある。ただ、思考系は分からなくても考え続ける力が必要で、幼少期からパズルなどで解ける楽しさを教えてあげるのがよい」と伝えました。 
 そのほか、「どうしたら主体的に学ぶようになるか」「ケアレスミスをなくすには」「夫婦で教育観が合わない場合は」といった質問にも両氏の持論を展開。高濱は葉一氏の回答に対して「教育観の根本は同じ。これからの教育界を担っていってほしい」と終始エールを送っていました。
講演終盤では、葉一氏自身の叱り方などの子育て観や、いじめを受けたという中学時代の話を紹介するなど、葉一氏の子どもたちへのあたたかな眼差しの基盤が伝わる時間となりました。

登壇者プロフィール
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葉一氏(はいち)
東京学芸大学を卒業後、営業職、塾講師を経て独立。2012年に YouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」を開設。 小学校3年生から高校3年生対象の授業動画や、学生の悩み相談にこたえる動画を投稿している。チャンネル登録者155万人、再生回数は4億回を超える。著書に『 塾へ行かなくても成績が超アップ!自宅学習の強化書』(フォレスト出版)『小学生の子がどんどん勉強するようになる親のすごい声かけ』(SBクリエイティブ)などがある。

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)
1959年熊本県人吉市生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。花まる学習会代表、NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。
1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、年間約10000人を引率。
各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。
障がい児の学習指導や青年期の引きこもりなどの相談も一貫して受け続け、現在は独立した専門のNPO法人「子育て応援隊むぎぐみ」として運営している。
公立学校向けに、10年間さまざまな形での協力をしてきて、2015年4月からは、佐賀県武雄市で官民一体型学校「武雄花まる学園」の運営にかかわり、市内の公立小学校全11校に拡大されることが決定した。
ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳パズルなぞぺ~』シリーズ、『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』など、著書多数。関連書籍は200冊、総発行部数は約300万部。
「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」など、数多くのメディアに紹介されて大反響。週刊ダイヤモンドの連載を始め、朝日新聞土曜版「be」や雑誌「AERA with Kids」などに多数登場している。
ニュース共有サービス「NewsPicks」のプロピッカー、NHKラジオ第一「らじるラボ」の【どうしたの?~木曜相談室~】コーナーで第2木曜日の相談員を務める。



高濱 正伸
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