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加藤 紀子氏 × 富永 雄輔氏

「子育てベスト100対談第15回 学力だけじゃない!中学受験で育つ力とは?」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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 12月13日(火)加藤 紀子氏 × 富永 雄輔氏による「子育てベスト100対談第15回 学力だけじゃない!中学受験で育つ力とは?」と題した対談をZoom配信いたしました。
 富永氏は、灘・開成・桜蔭・豊島岡️といった難関校へ76%も合格させている中学受験進学塾VAMOSの代表であり、先ごろ日本中が熱狂したサッカー日本代表選手たちの代理人でもあります。
 「鉛筆を使うか、ボールを使うかの違いだけで、サッカーも中学受験も人を成長させるという点では同じである。」と富永氏。サッカー選手たちの今回の活躍は、中学受験で合格する子たちと同様に「気持ちの強さ」があったからであると言及。「ことばの壁を越えることで、海外選手への精神的な劣等感を克服した」という点が、「受験生が難関校の過去問だとわかると緊張して解けないが、学校名を隠すとその問題が解ける」という点に似ているとした。
 もうひとつ、中学受験で合格する子たちとサッカー日本代表選手たちの共通点として「負けず嫌い」があり、勝つために1%でも可能性をあげる努力ができる資質があると説明しました。ところが、コロナ禍での中学受験生は、「実体験」が圧倒的に少なくなり、中でも、運動会や同級生との遊びやもめごとを通しての「勝ち負け」の経験が足りていないことから、「負けず嫌い」になりづらい状況であることを説明しました。そのことへの対応策として、家庭でのボードゲーム・トランプなどの遊びや、近所を散歩したときに家族で競争をしてみるなど「勝ち負け」を日常的に感じられるようにすることを勧めました。そのほか、コロナ禍の影響として中学受験生の増加、また、学校選びで近距離を選択するようになったことを挙げました。
 よく質問を受けるという「勢いのあるおすすめの私立中学」について富永氏は、学校名を数校挙げて紹介され、魅力的なポイントを具体的に説明しました。サッカー選手たちの代理人と中学受験塾の代表という2つの視点から、コロナ禍で小学生を伸ばすために必要なことがイメージできる有意義な時間となりました。

登壇者プロフィール
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加藤 紀子氏(かとう のりこ)
教育ライター
1973年京都市生まれ。1996年東京大学経済学部卒業。国際電信電話(現KDDI)に入社。その後、渡米。帰国後は中学受験、子どものメンタル、子どもの英語教育、海外大学進学、国際バカロレア等、教育分野を中心に「プレジデントFamily」「ReseMom(リセマム)」「NewsPicks」「ダイヤモンドオンライン」などさまざまなメディアで旺盛な取材、執筆を続けている。一男一女の母。このたび、『子育てベスト100』を上梓。高濱 正伸が「画期的な1冊が誕生した。長年の取材で得た情報を、親としての『これは使えるな!』という実感でふるいにかけ、学術研究の裏付けやデータなども確認した上でまとめあげた力作である」と評して話題となっている。

富永 雄輔氏(とみなが ゆうすけ)
進学塾VAMOS 代表️
幼少期の10年間をスペインのマドリッドで過ごす。京都大学経を卒業後、東京・吉祥寺に幼稚園生から高校生まで通塾する進学塾「VAMOS」を設立。現在・吉祥寺・四谷・浜田山・御茶ノ水に校舎を構える。️入塾テストを行わず先着順で子どもを受け入れるスタイルでありながら、毎年塾生を難関校に合格させている。学習指導のみならず、さまざまな教育相談にも対応し、年間400を超える保護者の受験コンサルティングを行っている。自身の海外経験を活かして帰国子女の教育アドバイスにも力を入れているほか、トップアスリートの語学指導、日本サッカー協会登録仲介人として若手選手の育成も手掛けている。
『男の子の学力の伸ばし方』『女の子の学力の伸ばし方』『ひとりっ子の学力の伸ばし方』(ダイヤモンド社)など著書多数。


加藤 紀子氏
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