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永谷 研一氏

「わが子の自己肯定感の高め方」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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8月21日(金)「わが子の自己肯定感の高め方」と題して、小中学校や企業で12000人以上の人材育成に関わってこられた行動科学専門家/株式会社ネットマン代表取締役社長 永谷 研一氏によるZoomライブ配信講演会を開催いたしました。
 内閣府が発表した「今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~」というレポートで、日本は7カ国中、自己肯定感が圧倒的に低く、半分以上の若者が今の自分に満足していないという結果でした。その原因のひとつは、他者からの評価を気にする傾向が強いことを指摘。自分の「ありたい姿」「自分の価値観の軸」が持てていないことが、その奥にあるとしました。
欠けているところに目がいくというのは人間の特性なので、自己肯定感を高めるには、意識的に良いところ、できたことにフォーカスする習慣が大切と訴えました。そのために永谷氏が開発し、多くの小中学校や大学で導入されているのが「できたことノート」。毎日のできたことを記録し、週に1回、その中のベストできたことを選ぶ。そのベストできたことについて「なぜできたのか」「それについてどういう感情をもっているか」「次にどのように行動するか」を振り返ることで、自分のなかにある「ありたい姿」に近づく行動や挑戦に向かえるようにするツールです。
「人のほめ言葉を素直に受け止められない」「人からのアドバイスや忠告を非難されているように捉えてしまい、跳ね返してしまう」「できないことの言い訳を繰り返す」という状態になっていたら、それは自己肯定感が下がってしまっているシグナル。気持ちが弱っていて、これ以上傷つきたくないから、自分を自分で守っている行動だと永谷氏。そんな時には、「今は、自己肯定感が落ちている」と自覚することで、メタ認知(自分を俯瞰的に眺める行為)できて、落ちている状態から一歩抜け出ることができると語りました。自分の本音と向き合い、マイナスな感情の理由を考えることが、自己肯定感をゆるぎないものにする近道と断言しました。
 「できたことノート」を実際に書いてみるワークや、参加者同士でシェアしあう時間のなかで、前向きに行動できる手応えを感じている様子がうかがえる講演会となりました。


登壇者プロフィール
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永谷 研一氏(ながや けんいち)
発明家/行動科学専門家/株式会社ネットマン代表取締役社長
1966年静岡県生まれ。1999年ネットマン設立。学校や企業にITを活用した教育サービスを手がけるパイオニア。行動変容を促進するITシステムを考案・開発し、日米で特許を取得。特にアメリカでは、日本人初の行動変容系システムの特許保持者となり、その功績が高く評価を受けO-1ビザ(卓越能力者ビザ)が認められた。行動科学や認知心理学をベースに、これまで1万5000人の行動変容や内省のデータを検証・分析し、目標達成のための行動習慣化メソッド「PDCFAサイクル」を開発。三菱UFJ銀行、ダイキン工業、シミックホールディングス、トリドールホールディングス、日立グループなど130社以上の人材育成プログラムに導入される。また、日本の子どもたちの自己肯定感を高める社会活動を精力的に行なっている。4人の子の父。


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