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青野 慶久氏 × 高濱 正伸

高濱ナイト「ゲスト:青野慶久氏」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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10/21(月)に行われた「高濱ナイト」第7回目は、株式会社サイボウズ代表取締役社長の青野 慶久氏をお招きして、対談を行いました。(以下、敬称略)

とても自由な環境で育った青野さん。お母さんは放任主義で「勉強しなさい」と言われたことがなく、3連休の時には、食事と入浴以外はずっとゲームをしていても止められることがなかったのだそうです。

また、小学校は片道1時間かかるほど遠く、だからこそ自分たちの好きなように遊ぶことができたそう。「小学生男子からして、普通に歩いて行って帰ってくるなんか退屈過ぎるわけですよ。だから、イタドリを切って食う、川があったら物を投げる、どこまでも大きな雪だるまを作る、道にあるもの全部遊び道具みたいな感じでした」と子どもの頃を振り返ります。

一方で、30歳過ぎまでは、どんな分野も「自分は中途半端だと感じてきた」と意外な過去も明かしてくださいました。小学校の頃大好きだったガンプラは不器用でうまく作れず、中学校時代のバスケ部や高校時代の将棋部も、自分にとっては敗北の経験。大学時代には、それまで大好きだったプログラミングも、天才的な先輩に出会い、「この人には一生敵わない」と思ったとのこと。

ずっと挫折を感じてきたからこそ、今のグループウェア事業は行けるところまで進む、離したくないという強い気持ちを持てるのだと語られました。

そんな青野さんも子育ての壁に直面。三児を育てる父として、奥様との子育て方針の違いに葛藤したそうです。「幸せな家庭をつくるということを目標にしていたのがよくなかった。何が幸せかは人それぞれ違うから。それよりも、妻をニコニコにすることに目標を変えたら、自分の中の行動がぶれなくなり、うまくいくようになった」と、ご自身の体験を語ってくださいました。

子どもの頃の挫折から父としての葛藤まで、「人間・青野慶久さん」としてお話いただいた90分。当日は「あなたの自分の軸は?」というテーマで、参加者同士シェアするワークなども行われ、「子育て」から「人生」そのものまで、改めて深く考える機会となりました


登壇者プロフィール
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青野 慶久氏(あおの よしひさ)
サイボウズ代表取締役社長。1971年生まれ。愛媛県今治市出身。
大阪大学工学部情報システム工学科卒業後、松下電工(現 パナソニック)を経て、1997年8月愛媛県松山市でサイボウズを設立。
2005年4月代表取締役社長に就任。
2018年1月代表取締役社長 兼 チームワーク総研所長(現任)M&Aの失敗・離職率の増加を機に覚悟を決め、「多様性」「公明正大」を大切にしながら、チームワークあふれる社会を創るために真剣に取り組む。
離職率を6分の1に低減した実績や、ビジネスのクラウドシフトの他、3児の父として3度の育児休暇取得した育ボス、妻氏婚(つまうじこん)、夫婦別姓などの講演も多数。
総務省、厚労省、経産省、内閣府、内閣官房の働き方変革プロジェクトの外部アドバイザーやCSAJ(一般社団法人コンピュータソフトウェア協会)の副会長を務める。
著書に『ちょいデキ!』(文春新書)、『チームのことだけ、考えた。』(ダイヤモンド社)、『会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。』(PHP研究所)がある。

高濱 正伸(たかはま まさのぶ)
花まる学習会 代表
1959年熊本県人吉市生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。算数オリンピック作問委員。2018年7月より、日本棋院理事。
1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、延べ50000人を引率した実績がある。 各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、毎回キャンセル待ちが出るほど盛況。なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。 障がい児の学習指導や青年期の引きこもりなどの相談も一貫して受け続け、現在は独立した専門のNPO法人「子育て応援隊むぎぐみ」として運営している。 公立学校向けに、10年間さまざまな形での協力をしてきて、2015年4月からは、佐賀県武雄市で官民一体型学校「武雄花まる学園」の運営にかかわり、市内の公立小学校全11校に拡大されることが決定した。 ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳パズルなぞぺー』など、著書多数。 「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」など、数多くのメディアに紹介されて大反響。週刊ダイヤモンドの連載を始め、朝日新聞土曜版「be」や雑誌「AERA with Kids」などに多数登場している。


高濱 正伸
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青野 慶久
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