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日野田 直彦氏 × 船橋 力氏 × 松田 悠介氏

「子育てプレミアム対談第3回 グローバルに育てよう!〜これからの海外留学/海外進学を考える〜」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

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12月6日(日)日野田 直彦氏 × 船橋 力氏 × 松田 悠介氏による「子育てプレミアム対談第3回 グローバルに育てよう!〜これからの海外留学/海外進学を考える〜」をZoomにて配信いたしました。
公立高校の校長として海外トップ大学への進学者を多数輩出した日野田氏、官民協働海外留学創出プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」発起人の船橋氏、オンラインのインターナショナルスクール「Crimson Global Academy」日本代表の松田氏に、それぞれのお立場から海外留学、進学のメリットやその方法についての事例を語っていただきました。
「日本は平和で安全、選択肢の広いとても良い国ではあるが、受験や就活、結婚などの選択の際に正解が決まっているようは息苦しさがある。だから、いろんな生き方があるよ、と子どもたちを解放させてあげたい」と船橋氏。「留学は、普通や常識と言われているものを突き破るきっかけになるし、言語の幅が思考の幅になる」と日野田氏。「2060年を生きることになる子どもたちは、人口が8000万人に縮小し、超高齢化している日本で世界と戦い、生き抜くことになる。留学するのであれば何を学ぶために行くのかを明確にした方がよい」と松田氏。
「アメリカの大学へ正規留学生数は、中国は10倍、韓国も2倍になっているが日本は、伸びていないのが現状。その数は250人あまりで幕末の津田梅子さんの時代と同じ」と日野田氏は続け、留学自体が贅沢なものととらえられていることが日本の課題、と訴えました。
 多くの高校生大学生を海外に送り出してきた船橋氏は、留学の成果として「エンジンとコンパス」が身につくと表現。エンジンとは自分を動かす集中力や段取り力で、コンパスとは何を学びたいのかという行先であると説明しました。また松田氏は、志を同じくする仲間とふれあう幸せを、ダメになりそうな時に励ましてくれることで感じたとし、「Who are you?」を意識しながらサバイバルすることは、人生を変えるくらいの価値があると強調しました。
 留学に関する情報はネットなどで手に入りやすくなってきているが、安全のためにもその情報の信頼性を精査すべきであるとし、信頼できる人や団体からの情報を積極的に活用してもらいたいと結びました。


日野田 直彦氏(ひのだ なおひこ)
武蔵野大学中学校・高等学校 校長
1977年生まれ。帰国子女。帰国後、同志社国際中学校・高等学校に入学し、当時の日本の一般的な教育とは一線を画した先進的な教育を受ける。同志社大学卒業後、2000年に大手進学塾・馬渕教室に入社。08年には奈良学園登美ヶ丘中学校・高等学校の立ち上げに関わる。14年、大阪府の公募等校長制度を通じて大阪府立箕面高等学校の校長に着任(着任時、36歳で大阪府立高校としては最年少校長)。着任4年で、海外トップ大学への進学者を多数出すなど、顕著な進学実績を残した。18年4月より経営の傾いた私学であった武蔵野大学中学校・高等学校校長に着任。初年度から生徒募集を倍増させ、学校の建て直しに成功する。教育改革、組織改革、グローバル教育の第一人者。著書『なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか!?』(IBCパブリッシング)がAmazonにてベストセラー。

船橋 力氏(ふなばし ちから)
トビタテ!留学JAPAN プロジェクトディレクター
1970年、神奈川県横浜市生まれ。上智大学卒業後、伊藤忠商事株式会社に入社し、アジアで空港・地下鉄等のインフラプロジェクトに携わる。2000年に株式会社ウィル・シードを設立し、350社を超える企業および60の自治体、600の学校に体験型の教育プログラムを提供。2009年、世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出。2011年以降にTABLE FOR TWO International理事、MORIUMIUS理事、BEYOND TOMORROW共同代表理事等を歴任。2014年、日本のグローバル人材の育成を目的とした官民協働留学創出プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」のプロジェクトディレクターに就任。2019年Asian Leaders Connecting Hubを設立、CEOに就任。一般財団法人教育支援グローバル基金 Beyond Tomorrow共同代表理事、公益社団法人MORIUMIUS理事を歴任。2020年10月あしたの寺子屋創造プラットフォームを設立、代表に就任。

松田 悠介氏(まつだ ゆうすけ)
Crimson Global Academy 日本代表/文科省中央教育審議会委員
大学を卒業後、体育教師として中学校に勤務。その後、千葉県市川市教育委員会 教育政策課分析官、PwCを経て、2010年7月にLearning For AllやTeach For Japan を設立し日本国内の教育課題の解決に取り組む。2018年7月にスタンフォード大学の客員研究員に着任し、あわせて日本人のアメリカやイギリスのトップスクールへの留学支援を展開する「Crimson Education Japan」の代表取締役社長、オンラインのインターナショナルスクール「Crimson Global Academy」の日本代表に就任する。併せて、あしなが育英会・ハッシャダイソーシャル・Learning for All・Teach For Japan等、複数の非営利組織の理事、文部科学省中央教育審議会委員を務めている。著書に「グーグル、ディズニーよりも働きたい『教室』(ダイヤモンド社)」。ハーバード教育大学院 教育学修士、スタンフォード経営大学院 経営学修士。



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