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高濱 正伸 × 藤井 道子

【保護者からのメッセージシリーズ Part.3】「 花まるで育む未来への翼〜ひとりの保護者として振り返る 花まるから海外留学への道〜」

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アイコン 花まる学習会 +

 2月19日(金)、【保護者からのメッセージシリーズ Part.3】「 花まるで育む未来への翼 〜ひとりの保護者として振り返る 花まるから海外留学への道〜」と題し、花まる学習会卒業後、海外留学をしているお子さまの保護者二人をゲストにお迎えし、花まる学習会 代表 高濱 正伸と花みち元気塾 代表 藤井 道子がインタビュー形式で、子どもをグローバルに育てるポイントを伺いました。
 1人目は、17歳のお嬢さんがイギリスの高校に通っているという飯島さん。もともと成績や点数などに口出しをし過ぎていたが、高濱の講演会を聞いてから考え方を変えたと振り返ります。当時お嬢さんの担当講師であった現ワンダーラボ代表の川島から、ボーディングスクールを勧められてから本格的に留学を検討し、本人の希望で英語教室に通うようになったそうです。2人目は、2人の高校生の息子さんがイギリスのボーディングスクールに籍をおく椎名さん。次男の息子さんが花まる学習会に通い、兄弟でサマースクールに参加。中学受験を通じて名門私立中高一貫校に合格したものの、ご主人の海外赴任のタイミングでイギリスの学校に兄弟揃って転校したとのこと。最初は嫌がっていたものの、先輩留学生の話を聞いたり、まずは試しにテストを受けさせてみたりすることで、最終的には海外留学を決断した経緯を説明しました。
 次に留学のメリットデメリットについて。飯島さんは、デメリットは強いていうなら費用面くらいで特に思いつかないとした上で、子どもが心配じゃないのかという質問に対しても、むしろ小さい風邪を知らずに済んだり、成績もわかりづらいことで、ガミガミ言わなくてよくなったとのこと。椎名さんも思春期に息子を外に出すことはお勧めで、24時間海外の子どもと過ごすというのは究極のダイバーシティ、異文化体験をすることができるだけでなく、そこで逆に「日本人はどうなの?」と聞かれる経験を通じて、自分のことを世界の中で発信するにはどうすれば良いかを考えるきっかけになるとしました。高濱も親が助けてくれない状況の中に置くと子どもたくましくなるので、意識的に留学を選択することは必ず人生が豊かになると語りました。
 その他にも、「東大も世界から見たら大学の一つに過ぎない」「挨拶、返事、履き物揃えだけはやるという家庭でのしつけが海外に行って想像以上に評価された」「英語学習の根本は本人が学びたいことが大切で、英検は目標としては良いが幼少期から学ぶことが必須ではない」「海外旅行の際に子どもに計画を立てさせた」「日本では苦手意識があった算数も海外に行くと評価されるようになった」「短期留学など実際に行かせてみると留学が近くなる」「お母さん自身が良いものを見つける直感力が勝負」など、海外留学を検討する保護者の方に向けた、力強いメッセージをたくさん聞くことができた会となりました。

登壇者プロフィール
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高濱 正伸(たかはま まさのぶ)
1959年熊本県人吉市生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学へ入学。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。花まる学習会代表、NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長。算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。
1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。1995年には、小学校4年生から中学3年生を対象とした進学塾「スクールFC」を設立。チラシなし、口コミだけで、母親たちが場所探しから会員集めまでしてくれる形で広がり、当初20名だった会員数は、23年目で20000人を超す。また、同会が主催する野外体験企画であるサマースクールや雪国スクールは大変好評で、年間約10000人を引率。
各地で精力的に行っている、保護者などを対象にした講演会の参加者は年間30000人を超え、なかには“追っかけママ”もいるほどの人気ぶり。
障がい児の学習指導や青年期の引きこもりなどの相談も一貫して受け続け、現在は独立した専門のNPO法人「子育て応援隊むぎぐみ」として運営している。
公立学校向けに、10年間さまざまな形での協力をしてきて、2015年4月からは、佐賀県武雄市で官民一体型学校「武雄花まる学園」の運営にかかわり、市内の公立小学校全11校に拡大されることが決定した。
ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳パズルなぞぺ~』シリーズ、『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』など、著書多数。関連書籍は200冊、総発行部数は約300万部。
「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「ソロモン流」など、数多くのメディアに紹介されて大反響。週刊ダイヤモンドの連載を始め、朝日新聞土曜版「be」や雑誌「AERA with Kids」などに多数登場している。
ニュース共有サービス「NewsPicks」のプロピッカー、NHKラジオ第一「らじるラボ」の【どうしたの?~木曜相談室~】コーナーで第2木曜日の相談員を務める。

藤井 道子(ふじい みちこ)
花まるグループ 花みち元気塾 代表
栃木県宇都宮市出身。つくば市在住。
花まる講師、花まる教室長を15年続け、2017年に(株)hanamichi familiarを設立。花まるグループ 花みち元気塾として成績をあげるには、子どもの持って生まれた良さを認めて信じることがスタートとの理念のもと、幸福感を持って元気に社会に出て行くことを目標に園児から高校生まで幅広く受け入れている。歯科医、医学部学生、中学生の男子3人の母親。自分の子育てで経験した多くの失敗や、たくさんの預かった子ども達を見てきて感じたことを照らし合わせ、子育て、受験、進路、など教育とは何かについて考え中。


藤井 道子
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高濱 正伸
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