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大中 康弘

「英語が話せないとダメ?~話せる英語を超えた、モノの見方が変わる英語教育~」

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5月14日(金)スクールFC大中 康弘による「英語が話せないとだめ?~話せる英語を超えたモノの見方が変わる英語教育~」の講演会をZoom配信いたしました。
英語教育早期化に伴い、多くの英語教育論が飛び交う中、どのように英語を始めればいいか分からず不安を感じている方も多いと思います。花まるグループ英語教室の監修を務める人気講師大中が、花まる式英語教育の考えを示しました。
はじめに、英語の学び方は子どもの年代によって大きく異なると大中は言います。「小学校低学年まで」と「高学年・中学生以降」にフェーズを分け、英語花まる六本木ヒルズ教室担当の船水とスクールFC南浦和校英語担当の塩飽がそれぞれ解説します。
まず、「成果が見えない、何が身に付いたかわからない」という低学年の保護者の迷走あるあるに、船水が回答。身に付けるべきは、低学年の子どもの特性である優れた直観力と類推力を生かした「拡がる読み」だとします。これは、自分の常識や知識から意味を予想して英文を読むこと。読めることで、この先の英語学習が拡がると語ります。間違い探し感覚で解ける「英語なぞぺー」など、英語花まるのメソッドも紹介しました。
続いて塩飽が、高学年以降の子どもの英語の触れ方について、男女の特性を踏まえて語りました。中学生になると英語が苦手になる子も多く、小学生時代に英語につながりそうな、のめり込める何かを探しておくといいと助言。また、焦りは禁物とし、子どもは英語を好きになるために英語を学ぶのではなく、自分の好きなものに英語が付随しているから英語を吸収するのだと強調しました。
ここからは、再び大中が英語教育に対する自身の考えを展開。「人称はなぜ三人称までしかないの?」「Appleはなぜpが二つ?」このような生徒からの素朴な疑問に理論で丁寧に答えていくのが使命だと言います。日本語とは音も表記ルールも大きく異なる英語を生徒が納得して学べるかが、特に中学生以降は重要になるからです。「英語って学ぶ意味あるんですか?」という生徒の質問に、大中は自信をもって「意味はある!」と答え、英語の魅力を存分に伝えました。最後に、英語を始めるのに早い遅いもなく、むしろあと伸びしかない!親の役目は、我が子のタイミングを見定めて背中を押してあげることだと語りました。
英語教育の変革期である今、子どもの特性を生かした花まる式英語教育をお伝えし、保護者に新しい視点を与えました。


登壇者プロフィール
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大中 康弘(おおなか やすひろ)
スクールFC教務部英語科教科長。TOEICスコア985、英検1級。高校生の頃「自分で作った曲に英語詞をつけたい」と、英語を独学で習得する。花まる学習会六本木教室「英語花まる」の創設に携わり、現在授業の監修を担う。スクールFC南浦和校で長年教鞭をとり、公立では県内トップ校や、私立では早稲田、慶應など最難関校への合格者を多数輩出。スクールFC「小学生英語」講座では、オリジナル教材を作成、自ら教壇に立つ。「英語は大中先生に聞けば間違いない」と生徒たちに言わしめるほど絶大なる信頼を得ている。著作に『小学生が一番覚えやすい英単語500』(PHP研究所)、監修に『マンガでわかる! 10才までに覚えたい英語1000』(永岡書店)。



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