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小幡 和輝氏

「正しい不登校のやり方~学校は行かなくても良い~」

こちらの動画は、開始より05分00秒間どなたでもご視聴いただけます。

アイコン 思春期(11~18歳) +

10/16(水)、「正しい不登校のやり方〜学校には行かなくても良い〜 」と題し、「#不登校は不幸じゃない」発起人であり、『学校は行かなくてもいい—親子で読みたい 正しい不登校のやり方』(健康ジャーナル社)の著者でもある小幡 和輝氏にご講演いただきました。(以下、敬称略)

大人になってから自分の子ども時代を振り返る時は、その頃の自分がなぜあんな行動をしたのか、ということを論理的に考えることができます。しかし、子どもだった当時はどうだったでしょう? 何か嫌なことがあった時、モヤモヤとしている時に「どうして?」と問いかけられ、明快に答えられた人は多くはないと思います。

「子どもにとっては、学校が楽しくない、何となく学校に行きたくない、というのが本心。明確な理由を求められれば求められるほど、しんどくなってしまうものではないか?」不登校だった当時の体験を振り返りながら、そう小幡さんは語ります。
では、実際にわが子や周囲の子どもが学校に行けなくなった時、どう接すればよいのでしょう?色々アドバイスをした方がよいのか、それとも触れないでいた方がいいのか悩むところです。

こうした疑問に対し、小幡さんは「価値観の押し付けをしないこと。その上で対等に接することが重要」と言います。
「不登校の時でも、カードゲームの大会にはよく行きました。当時自分は小学生で、参加者には中高生や大人もたくさんいました。そうした周りの大人達は、自分に対し『不登校の小幡君』ではなく、『カードゲームが得意な小幡君』として対等に接してくれました。だからこそ、その場所では居心地よく過ごすことができたのです」とご自身の体験を交えて語ってくださいました。

私たち大人世代は、どうしても自分の価値観や育ってきた環境を基準に物事を判断してしまいがちです。しかし価値観とは、その時代によって有り様がどんどん変化していくものです。「勉強した方がいい」「大学に行った方がいい」「安定した就職がいい」、こうした考えももちろん重要です。ですが、その考えに固執せず、一度は子ども達が見ている世界に寄り添ってみることも、子どもと心を通わせるための一つの方法なのではないか、いうことを教えていただきました。

不登校経験者だからこそ語れるエピソードや、実際に経験したからこそ見える世界をお話しいただく中で、参加された皆さまも、わが子との関わり方を改めて考えさせられた講演会になったのではないかと思います。


登壇者プロフィール
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小幡 和輝氏(おばた かずき)
NagomiShareFund & 地方創生会議 Founder/内閣府地域活性化伝道師
1994年、和歌山県生まれ。約10年間の不登校を経験。当時は1日のほとんどをゲームに費やし、トータルのプレイ時間は30000時間を超える。その後、定時制高校に入学。地域のために活動する同世代、社会人に影響を受け、高校3年で起業。様々なプロジェクトを立ち上げる。
2017年、47都道府県すべてから参加者を集めて、世界遺産の高野山で開催した「地方創生会議」がTwitterのトレンド1位を獲得。その後、クラウドファンディングと連携した1億円規模の地方創生ファンド「NagomiShareFund」を設立し、地方創生の新しい仕組みを構築中。GlobalShapers(ダボス会議が認定する世界の若手リーダー)に選出。
詳しくはこちら(https://www.obatakazuki.com/4800060)


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